河野知事と猿田彦の対談コーナー

猿田彦さん、
自転車パラダイス宮崎も
実現します!

河野知事の写真
宮崎県知事
河野俊嗣

1964(昭和39)年9月生まれ。東京大学法学部卒業後、1988(昭和63)年に自治省(現・総務省)入省。宮城県、愛知県春日井市、埼玉県など地方への出向の一方、長期在外研修においてハーバード・ロー・スクールを修了。2005(平成17)年に宮崎県総務部長、2007(平成19)年より副知事を歴任し、2011(平成23)年に県知事選へ出馬し初当選。現在3期目を迎え、安心と希望あふれる「みやざき新時代」を目指し奔走する日々が続く。趣味はトライアスロンで、ほかにもサッカー、ゴルフ、スキーなど「スポーツランドみやざき」を満喫するアスリート知事。

河野知事、
宮崎は、まさに
スポーツ天国じゃな!

猿田彦の写真
導きの神様
猿田彦

日本神話における「天孫降臨」のシーンに登場する国津神。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ら天津神一行が高千穂へ降臨する際に、「天の八衢」にて待ち構え道案内を務めた。「猿田彦大本宮」と称する椿大神社(三重県鈴鹿市)、各地の猿田彦神社などの主祭神で、全国津々浦々に存在する庚申塚、道祖神、塞の神としても祀られている。神話でのエピソードから、道を拓く神、導きの神などとして、その御利益は、交通や旅の安全、方位除けなど。なお、「古事記」「日本書紀」に記されている容貌はとても印象的で、鼻の長さが126㎝、身長2m超、さらには、眼は八咫(やた)鏡のように輝き、赤いほおずきのような色と表現されている。

猿田彦さん、
自転車パラダイス宮崎も
実現します!

猿田彦の写真
宮崎県知事
河野 俊嗣こうの しゅんじ

1964(昭和39)年9月生まれ。東京大学法学部卒業後、1988(昭和63)年に自治省(現・総務省)入省。宮城県、愛知県春日井市、埼玉県など地方への出向の一方、長期在外研修においてハーバード・ロー・スクールを修了。2005(平成17)年に宮崎県総務部長、2007(平成19)年より副知事を歴任し、2011(平成23)年に県知事選へ出馬し初当選。現在3期目を迎え、安心と希望あふれる「みやざき新時代」を目指し奔走する日々が続く。趣味はトライアスロンで、ほかにもサッカー、ゴルフ、スキーなど「スポーツランドみやざき」を満喫するアスリート知事。

猿田彦
わしは神話の中で高千穂への天孫降臨の道案内という重要な役割を担っておった。今風に言えば、ナビゲーターじゃの。それゆえに、ここ日向…、おっと今は宮崎県というのであったの、わしにとっても思い入れの強い土地じゃ。民の代表であるそなたもまた、宮崎県を「導く」重要な役割を担っておる。いつか話をしてみたいと思っとった。
河野
私もまさか神様と対談する日が来るなんて、とても光栄に思っています。「神話のふるさと」に暮らす一人として、こんなに嬉しいことはありません。
猿田彦
知事としてのそなたの働きはよく見ておったぞ、疫病や天災による苦難をしっかりと乗り越えて、民のよりよい暮らしのために多くの取り組みも成し遂げた。さらには日本国において、数多くの宮崎自慢を生み出しておる。
河野
宮崎には、和牛のオリンピックで日本一となった「宮崎牛」や生産量日本一の「スギ素材」、国の重要無形民俗文化財に指定されている数が日本一の「神楽」など、多くの一番・自慢があるんですよ!
猿田彦
天孫降臨の地の「勝ち運」も生かして、スポーツ振興もめざましいそうじゃのう。海幸彦にも聞いたが、今やサーフィンやゴルフを楽しみに、世界の民が宮崎に訪れているとか。わしも「道」という自分のテリトリーで役に立てればと、ほれ、サイクリングとやらを楽しんでおるのじゃ。
河野
やや、なんと格好良い自転車!猿田彦さん、民間でのサイクリング熱の高まりをバックアップできるように、実は、県でも振興策に取りかかっているところなんです。
猿田彦
わしは行きたいところへはひとっ飛びで行けるのじゃが、自分の力でペダルを漕いで、地上の風景を楽しみながらというのにすっかりハマっておる。しかも、途中であっちこっち寄って、美味いものも満喫しておるのじゃ。
河野
宮崎ならではの気候、景色、グルメを楽しみながらのサイクリングは格別なものがあります。例えば、猿田彦さんに縁の深い高千穂は、絶景の宝庫です。
猿田彦
自転車じゃと少し上級者向けかのう、起伏とカーブに気をつけねばならん。むしろ、わしはそれが楽しいが。西都原も良いのう、菜の花と桜が同時に咲く景色は見事なものじゃ。
河野
西都原古墳群の御陵墓前のあたりですね!春風の中のサイクリングは最高でしょう。このあたりは家族や初心者でも安心して楽しめます。
猿田彦
海岸沿いも良いぞ。特に日南じゃ。わしは都井岬まで行って、御崎馬たちと言葉を交わすのが楽しみでの。ただ、このあたりの道は自転車で走りやすいとはいえん、車に神経を使わねばならんのじゃ。道の神と呼ばれるわしから言わせてもらえるなら、もう少し走りやすくして欲しいルートは、ここ以外にも何カ所かあるぞよ。
河野
県でもサイクリストたちの声が大切だと考えています。そして、神様からのお言葉の重さを痛感です。誰もが安全・快適に自転車を活用することができる「自転車パラダイスみやざき!」の実現に向け、引き続き取り組んでいきます。
猿田彦
うむ。わしはやはり、安全というところが一番大事だと思うておる。しかし、宮崎のサイクルツーリズムとやらは、これからが本番とみた。期待がふくらむのう!
河野
県民のよりよい暮らしのために、疫病退散はもちろん、天災除けや豊作、豊漁など、神様たちの御利益はぜひお願いしたいところ。猿田彦さんには、なにとぞ、サイクリストの交通安全を見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
猿田彦
はっはっは、神に陳情ときたか!わし自身はもちろん、分身である道祖神たちが行く先々で、サイクリストたちをしっかりと見守ろうぞ。お任せあれ!
河野
ちなみに猿田彦さんはこれからどちらへ?
猿田彦
おう、今から「えびの高原」でひとっ走り楽しんでくるつもりじゃ。さすが、火山のある土地だけに、走りながら感じる大地の息吹が心地よい。わしのとっておきルートを教えてやろうぞ、では、さらばじゃ!(自転車で空へ)
河野
はい、楽しみにしています!どうか、サイクルツーリズムの盛り上がりにも期待してください!(陸だけでなく空中も自転車で走れるのか、神様はいいなぁ…)

河野知事、
宮崎は、まさに
スポーツ天国じゃな!

知事の写真
導きの神様
猿田彦さるたひこ

日本神話における「天孫降臨」のシーンに登場する国津神。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ら天津神一行が高千穂へ降臨する際に、「天の八衢」にて待ち構え道案内を務めた。「猿田彦大本宮」と称する椿大神社(三重県鈴鹿市)、各地の猿田彦神社などの主祭神で、全国津々浦々に存在する庚申塚、道祖神、塞の神としても祀られている。神話でのエピソードから、道を拓く神、導きの神などとして、その御利益は、交通や旅の安全、方位除けなど。なお、「古事記」「日本書紀」に記されている容貌はとても印象的で、鼻の長さが126㎝、身長2m超、さらには、眼は八咫(やた)鏡のように輝き、赤いほおずきのような色と表現されている。